杉咲花主演の映画・朽ちないサクラ 警察の闇を暴く!驚きの犯人は? 

4.2
【ふるさと納税】109シネマズプレミアム新宿 「CLASS S」ギフトシネマチケット2名様分 ※2025/6/30まで利用可

 原作は「孤狼ころうの血」など、警察ミステリーでおなじみの柚月裕子ゆづきゆうこ。「孤狼の血」のような残虐さはなく、展開が激しいミステリー映画。

 ネタバレ有り

 女子大生がストーカーの安西に殺された。森口泉(杉咲花)が所属する愛知県平井署の生活安全課は、女子大生からの被害届を受理せず慰安旅行に行き、その間に事件は起きた。地元の米崎新聞だけがそのことをスクープした。

 広報課の泉は、生活安全課の年下の同期、磯川(萩原利久)から旅行のお土産をもらい、そのおこれぼを親友で米崎新聞に勤める津村千佳(森田想)に渡しことで、記者の千佳に旅行の事を知られてしまう。千佳は「絶対に記事にしない」と言っていたが、泉は千佳を疑う。スクープ記事をあげたのは、千佳の不倫相手のデスク、兵藤洋(駿河太郎)だったからだ。

 疑われた千佳は、真相を突きとめるために捜査をするが、1週間後に他殺死体で発見される。泉は自分が疑ったことで、千佳が死んだと自責の念にかられえてします。泉も千佳とスクープの日に会っていたことが、元公安の上司、富樫(安田顕)に知られ、捜査一課の梶山(豊原功補)から取り調べをうけることに。

 泉は親友の死の真相を探ろうと、磯川に協力してもらい捜査を始めていく。捜査を始めると、女子大生がストーカーの被害を相談していた辺見(坂東巳之助)の不可解な受理の先延ばしや、辺見の恋人、百瀬が、警察を退職後に死んでいたなど次々と謎が出てくる。

 その後、新聞社へのスクープは百瀬が警察への腹いせにスクープしたこと判明する。さらに、辺見が警察を退職する。

  警察の捜査で、ストーカーの殺人犯がカルト教団に在籍していたことが判明し、カルト教団が辺見に圧力をかけたのではないかと疑いをもつ。カルト教団は、公安=サクラがマークしている団体だ。一連の事件に公安も関与しているのか。

 警察の捜査で千佳が殺害された現場を、カルト教団のメンバー、浅羽の車が走っていたことが判明する。ストーカーの殺人犯が、カルト教団のメンバーと知られたくない教団が、千佳と百瀬を殺したのだと推理する。

 その頃、泉は独自の捜査から公安や元公安の富樫に疑いを持ち始める。

 警察は浅羽が犯人と断定し、カルト教団の施設に強制捜査に入る。車で施設から逃走する浅羽は、警察とのカーチェイスの末に事故死する。犯人死亡で事件は終わったはずだった。

 泉は、富樫と食事をとる。泉はストーカーの安西は公安のS(スパイ)ではないのか、Sの存在を知られたくない公安が、同じく公安のSである浅羽をつかい、千佳と百瀬を殺し、浅羽を口封じで殺したのではないかと問いただす。百瀬は元恋人の辺見から、公安の関与を聞かされえていた。百瀬と接触した千佳ともども殺す必要があった。

 富樫は、梶山ら捜査一課が浅羽にたどり着くように暗躍していたのだ。泉に責められた富樫は、「綺麗ごとでは国は守れない」と、暗に関与を認める。

 警察の闇を見た泉は警察職員から、警察官なることを誓う。

感想

 展開が早く退屈しない映画でした。ストーリーも警察、公安の関係など警察ミステリー満載の内容でした。最後の杉咲花と安田顕の掛け合いは迫力満点、映画館で見てよかったです。随所に展開する桜のシーンも見ごたえがあります。ロケは愛知県で行われ桜は、豊川市の音羽川の桜と言われています。

ロケが行われた岡崎市の桜。ここの桜もでているかも

 

 

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