吉高由里子主演の紫式部が主役。大河は戦国物、幕末物が人気とされてきたが、63回目にもなるとその時代で新たな人物を見出すのは難しいのだろう。最近はあまり有名でない人物(私が無知なだけかも)が主役になることが多くなってきた。
紫式部は有名人物だが、まさか大河の主役になるとは思っていなかった。どんなドラマになるのだろうか?大河受けする戦などは全くないだろう。貴族同士の権力争い、紫式部と藤原道長(柄本佑)とどのようなラブロマンスが展開されるのか?そこに清少納言(ファーストサマーウイカ)がどのように絡んでくるのか?藤原性が多くて少々わかりづらいが・・・。
脚本家が「セカンドバージン」などラブロマンスが豊富な大石静なので、紫式部と藤原道長のラブロマンスが中心だろう。
ちなみに第1話では、道長の兄・藤原道兼(玉置玲央)が紫式部の母・ちやは(国仲涼子)を切り殺すという昼ドラ並みの出来事が起こります。藤原道兼のサイコパスぶりも見ものでした。
前々回の「鎌倉殿の13人」は、外部との争いはほとんどなかったが、幕府内部の権力争いを十分に楽しめた。今回も貴族や女性たちの権謀術策の権力争いを楽しもう。
また「源氏物語」のような色恋沙汰を、京都や大津を中心として展開する平安文化の演出も期待したい。
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