実際の嫌がらせ弁当の人気ブログをもとに製作された映画です。
ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログより
場所は東京の八丈島。かおり(篠原涼子)には、長女の若葉(松井玲奈)と次女の双葉(芳根京子)がいる。双葉は中学3年生で反抗期の真っただ中。旦那は事故で亡くしている。
反抗期でかおりと口を聞こうとしない双葉に、かおりがお弁当をキャラ弁にするという反撃に転じていく。高校に入学して最初の弁当の日、双葉はお弁当を開けてキャラ弁に茫然とする。
キャラ弁の嫌がらせは続くが、双葉も負けじとキャラ弁を完食する。せっかく作ったキャラ弁をブログに載せて発信すると、弁当作りに困っていたシングルファーザーの信介(佐藤隆太)から教えて欲しいと頼まれ、交流が始まっていく。
キャラ弁のネタに困り出したかおりは、海苔でコメントを入れ始める。最初のコメントは「皿は片せや」。双葉は先生や近所のおばあちゃんに、「お皿は片付けろ」とからかわれる。それ以降、双葉はお皿を片付けるようになる。
信介も息子に平仮名を教えようとお弁当に文字を書いていく。2人はお互いの境遇を分かち合い励ましあう。
卒業が近づいてきた双葉は幼馴染の達雄(佐藤寛太)に恋しており、かおりに教えてもらい達雄に弁当をつくる。太鼓の大会で東京に向かおうとする達雄に弁当を渡そうとするが、達雄の彼女が現れて、双葉は失恋する。観ていたかおりが慰めようとするが、双葉が就職の面接に落ちたことも重なり、更に二人の仲は遠ざかる。2人は大喧嘩になって、ついにかおりが、双葉をひっぱたく。
若葉のおかげで仲直りするが、かおりは脳梗塞で倒れ入院してしまう。入院が長引くが、双葉の卒業の日には、お弁当を作ってあげたい。かおりは若葉に手伝ってもらいながら弁当をつくりあげる。
卒業式が終わり、お弁当の時間。双葉が弁当をあけると、中身はチーズ等で作られた卒業証書のお弁当でした。感動した双葉は泣きながら、お弁当を完食する。
引用・ニュースポストセブンより
双葉は東京に就職がきまり、東京に船で出航する日が訪れる。かおりは、病気で見送りにはいかないない予定だったが、双葉からの手紙に感動し、若葉の車で埠頭に向かう。間に合わず船は出航するが、崖の上から手を振っている2人を双葉は見つけ、手を振り返す。
コミカルさも有るが、ほのぼのと感動する映画でした。
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