老後の資金がありません

コメディ風で面白く、見習うべきところの多い映画でした🙂。

 後藤篤子(天海祐希)と章(松重豊)夫婦にふり掛かる老後の資金問題。ほとんどの人も共感できるのではないでしょうか?

 まずは、篤子の舅が亡くなりお葬式代が降りかかる。よく言われることだか、お葬式は考える時間の余裕がなく、相場もわからず葬儀屋の言いなりになりがちになるので、前もって検討しておくのも必要だろう😐。映画内での葬儀社の社員役の友近ははまり役でした。

 篤子はパートを失業し、章の会社も倒産してしまう😭。そこに娘のまゆみ(新川優愛)の結婚話が降りかかる。相手はヘヴィメタルバンドの松平琢磨(加藤諒)。琢磨のバンドの阿保みたいな動画を見させられ、琢磨の年収が150万と聞かされた篤子、章夫婦は絶句する😨。琢磨の両親(佐々木健介、北斗晶)は宇都宮で餃子のチェーンを経営していて、結婚式は派手に行いたい志向だ。

 追い打ちをかけるように章の母、芳乃(草苗光子)と同居することになるが、天然で高級志向の芳乃に篤子は振り回される。高級な牛肉ですき焼きをつくったり、オレオレ詐欺にひっかかったりと😲。

 芳乃はそれまでケアマンションに住んでいて妹夫婦(若村真由美、石井正則)が世話をしていた。篤子夫婦は、芳乃の養育費として妹夫婦に9万円渡していたが、9万円は渡しすぎではないだろうか❔

  章は仕事で知り合った男(六平直政)と意気投合し、男が住むシェアハウスで1泊する。シェアハウスはキャバ嬢のレイナ(高橋メアリージュ)など多彩な人が住んでいて楽しそう😀。篤子もシェアハウスの人たちと仲良くなる。

 更に問題が・・・。篤子の友人のサツキ(柴田理恵)が年金詐欺のようなことは企て、篤子と芳乃が巻き込まれる。三谷幸喜や毒蝮三太夫が出てきて、日本刀を振り回したり、完全なコメディーだ😂。

 病気で倒れた芳乃は、いつ死んでもおかしくないからと、生前葬を行うと宣言する😥。

 余計な出費に憤慨する篤子は、生前葬の出席を拒否するが、開催された生前葬は、楽しそうなものでした。生前葬は観たことないが、こんな生前葬なら是非やってみたい。

 佐々木健介夫妻、加藤諒など出演しているキャラクターの個性が活かされている。

  そして最後に芳乃のスピーチは・・・・・・。 

  その後の篤子夫妻はどうなるのか・・・・・。

是非、映画を観て欲しい。

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