キングダムの2作目の映画。今回は隣国・魏との対戦です。信（山崎賢人）の対外試合デビュー戦といったところです。
今回も1作目と同様、中国、日本各地で撮影されましたが、2作目も迫力満点のシーンが楽しめます。メインの合戦シーンは福島県や長野県で撮影された見たいです。機会が有れば訪れてみたいです。
1作目、エイセイ（吉沢亮）の王位奪還の時に大活躍した信だが、2作目でも一兵卒扱いには少し驚きでした。歩兵隊に組み込まれた信は、伍という五人組に入り戦いますが、この伍で羌廆（キョウカイ・清野菜名）に出会います。2作目の主役は、ヘンテコリンなステップで戦うこの羌廆でしょう。伝説の暗殺者一族の出身という生い立ちが羌廆の心を閉ざし、復讐心のみで生きる戦士ですが、伍のなかでの信の仲間を思いやる心、歩兵隊同士の助け合いの中で、次第に心を開きます。自国の将軍や幹部から、駒のように扱われる歩兵隊の友情、戦う姿が映画の見どころです。
2作目は、蛇甘平原（ダカンヘイゲン）での合戦での秦の将軍・ヒョウコウ（豊川悦司）、魏の将軍・呉慶（小澤征悦）の将軍対決も見ものです。今回も大騎将軍（大沢たかお）は合戦には参加しませんが、圧倒的な存在感をしめします。
ラストには秦の丞相でありながら、敵か味方わからない呂不韋（佐藤浩一）もいよいよ登場し、2作目は終わります。
3作目以降、信はどこまで出世するのか？大騎将軍はどんな戦いを行うのか？呂不韋は敵か味方か？羌廆はどこへ向かうのか？楽しみが尽きない作品です。
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