閲覧注意!実話をもとにした残酷映画。決して観て楽しい映画ではありません。
「上申書殺人事件」という1999年から2000年に現実に起きた事件を基にした映画ですが、残酷すぎる。冒頭から残虐シーンが満載だが、映画が進むともっと酷いことが起きてしまう。
凶悪事件を起こし死刑判決を受けた元暴力団員、須藤純次(ピエール滝)が、「判決を受けた事件の他に3件の殺人事件がある。」「犯人は先生と呼ばれている木村孝雄(リリー・フランキー)である」という告発が週刊誌の記者、藤井修一(山田孝之)のもとに届く。藤井は会社の反対を押し切り取材を続けるが、そこでわかったことは・・・・・
先生は、借金を返さない相手の首を絞めて殺してしまい、死体の処理を須藤に依頼する。須藤は建設会社の焼却炉で死体を焼こうとするが、死体が焼却炉に入らず須藤は、死体を切断する。残酷なシーンで観ていられない。
関係を深める須藤と先生は、家族と舎弟とでクリスマス会を開くが、これも趣味が悪い。クリスマスプレゼントのランドセルの中に現金の束をいれて、喜んでいる。悪趣味極まりない。
舎弟の五十嵐(小林且弥)と先生からの預かりの舎弟、日野(斎藤悠)はこの時から、須藤と先生の犯罪に加担していく。
次に身寄りのない土地持ちの老人を、生き埋めにし、お金を手に入れる。
3件目が1番残酷。経営難の電器店に入り込み、保険金のかかった主人の殺害を、妻と長女、長女の旦那と合意します。須藤たちは主人を預かると、お酒を飲ませ殺そうとする。主人が帰りたいと訴えるも、家族に見捨てられ、須藤たちの犯行は続く。須藤たちはスタンガンでショックをあたえ、その様子を見て大喜びしている先生は、自分もやらせもらい、ご満悦の表情をみせます。本当に恐ろしい。
これらの犯行の残酷さはとても文章にできない。観ることができる人は実際に映画を観て欲しい。
しかし、リリー・フランキーの非道っぷりはお見事。リリー・フランキーが本当に極悪非道の人に見えてしまう。
もう一度書くが、観ると気分が悪くなる映画です。
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