歴史コメディ映画 清洲会議

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豊臣秀吉を天下人にした重大会議

 歴史上、実際にあった清洲会議。豊臣秀吉と柴田勝家の運命を決めた会議を、三谷幸喜がコメディタッチで映画化。歴史が苦手な人でも満足出来る。

 1582年6月、本能寺の変により、織田信長、織田信忠(信長の長男)が死亡。同年、8月、織田家の後継者を決める会議として、清洲会議が開かれる。

 現状の清洲城は、近くの名古屋城と比べても、こじんまりとした城だが、歴史的価値を考えたら、もう少し、観光名所として売り出し欲しい。

 後継者は、上記家系図の通り、信雄のぶかつ(信長の次男・妻夫木聡)、信孝のぶたか(信長の三男・坂東巳之助ばんどうみのすけ)が候補。しかし実際は、織田家家臣の権力争い

 参加者は、豊臣秀吉(大泉洋)、柴田勝家(役所広司)、丹羽長秀にわながひで(小日向文世)、池田恒興いけだつねおき(佐藤浩一)。秀吉と勝家の一騎打ちの権力争い。秀吉は信雄、勝家は信孝を後継者に推していく。信雄は「うつけ」として描かれているが、後の小牧・長久手の戦いでの振る舞いを見れば、やっぱり「うつけ」。

 映画では、お市(信長の妹・鈴木京香)も重要な役割。お市は、男に振り回された戦国時代の女の象徴。旦那・浅井長政を兄・信長と秀吉に殺され、娘3人(1人は茶々・後の淀)と織田家に戻る。兄の死後、兄の部下の秀吉と勝家の争奪戦のすえ、勝家に嫁ぐ。今度は、秀吉に攻められ勝家、お市とも自害。再び助けられた3人の娘の淀が、両親を殺した秀吉の愛人になる。

 映画でも秀吉、勝家ともお市に気に入られようとアポローチするが、お市は、秀吉のことは旦那を殺した相手として大嫌いで、勝家のことは少し見下している。お市は、秀吉に織田家を乗っ取られることは絶対に嫌で、勝家の肩入れをする。


 秀吉の根回しの良さと、お市に取り入ろうとする勝家の不器用さの対比が面白い。実際に馬鹿正直な勝家では、天才秀吉には決して勝つことは出来なかっただろう。

 秀吉は会議の参加メンバー池田恒興、丹羽長秀を取り込んでいく。あと一人滝川一益たきがわかずます(阿南健司)が参加予定だが、戦いに敗れた後で、清州に着いていない。急いで会議に向かう道中、更科六兵衛さらしなろくべい(ステキな金縛り)と遭遇している。

 滝川一益を待つ間、両軍で旗取り合戦が行われる。三谷幸喜らしい演出だ。ここで信雄は「うつけ」の本領を発揮する。

 信雄の「うつけ」さに嫌気をさした秀吉は、信長の孫にあたる三法師推しに変えていく。


 清州に集合してから4日目。いよいよ会議が開催される。滝川一益は間に合わず欠席。信雄、信孝は言いくるめられて席を外させられる。

 結局4人だけで開催される。前田玄以まえだげんい(でんでん)が進行役として立ち会う。勝家が推す信孝、秀吉が推す三法師を4人の多数決で決める。(2対2の場合は前田玄以が票を入れる) 

 結果は勿論、秀吉の勝ち。池田恒興も丹羽長秀も三法師を推し、勝家は大激怒。

 そして、三法師に気に入られた秀吉が、実質の支配者となっていく。

 秀吉に織田家を乗ったられることが許せないお市は、色仕掛けで勝家に、秀吉を殺すよう要請するが、秀吉は巧みに回避する。

 お市は、最後に秀吉に一泡吹かせようと、好きでもない勝家と結婚するのである。

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